Agricultural Policies in OECD Countries: Monitoring and Evaluation 2005
OECD code
512005021P1
ISBN
9264009558
Language
English
Medium
Paperback
Price
\8,700
OECD加盟国では、農業助成は2004年は農家の収入の30%を計上した。助成額は1980年代半ばから減少してきたが、10年近く前に現在のレベルに達して以降は横這い状態である。助成は国によっても農作物の種類によっても相変わらず多様である。政府は助成の方法を、輸入関税や輸出助成といった生産や貿易を最も歪める方法から、農地のある場所の条件や歴史的な権利に基づく支払い方法に、徐々に変えている。この傾向は今後も続く見込みだが、貿易を歪曲する助成方法が未だに主流で、そのため世界の農作物価格が低く抑えられている。明確に定義された農業所得と環境目標のための、より焦点を絞った政策を実施する努力が更に必要である。
本書は農業助成の最新の概算を収めた、他では得られない情報源である。OECD加盟国別に一章を設けそれぞれの農業政策の動向を論じ、評価している。例えばEU加盟国における単一支払制度や、カナダ農業収入安定化プログラムの導入のような重要な進展などである。また特別に一章を設けて、拡大EUが農業生産、貿易、所得、共通農業政策の実施、農業助成のレベルなどに及ぼした影響も考察している。この他、2005年版では、バルト三国とスロヴェニアにおける農業助成を論じた一章もある。
Agricultural Policies in OECD Countries: Monitoring and Evaluationは隔年に出版されるもので、今後はAgricultural Policies in OECD Countries: At a Glanceと交互に出版される予定である。