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OECD Review of Agricultural Policies
Brazil
OECD code
512005091P1
ISBN
9264012540
Language
English
Medium
Paperback
Price
\6,800
Medium
ブラジルは膨大な天然資源に恵まれ、中国、豪州、米国に次ぐ世界4位の広大な農地を有している。砂糖、大豆、コーヒー、オレンジジュース、たばこ、家禽の主要な供給国であり、トウモロコシ、牛肉、米の世界最大の生産国でもある。商用農業と並んで、ブラジルには自家消費用に生産する小自作農が多数存在する。過去15年以上にわたり、ブラジルは抜本的な経済改革に着手しており、商業部門は急速に成長しているが小自作農には改革のしわ寄せが強くなっている。
本書では、ブラジルの農業助成のレベルと構成を測り、目標達成に向けて現在の方法の効率を評価している。それによると、ブラジルはほとんどのOECD加盟国よりも農業部門への助成は遙かに少ないという。しかし、その助成の多くは信用助成の形態で行われており、その割合は増加している。信用助成は、研究普及、訓練、地域インフラの開発といった分野には、より生産的に活用できる。こうした長期投資により注目することで、ブラジルは農業部門が抱える二つの主要課題−国際競争力の向上を維持すると同時に弱小自作農を発展のプロセスに引き入れる必要性−に取り組むことができるであろう。国際的なレベルでは、ブラジルは自国の農業政策を大きく改革したので、今後の利点は他の国々での改革によって生じるだろう。とりわけOECD加盟国の市場への参入が最重要問題であると、本書では論じている。しかし、貿易自由化が大多数の家計に重要な利益をもたらす一方、こうした利益は商業農家と小規模自作農双方にとっての機会の拡大と改革のしわ寄せという2つの文脈で考える必要がある。
本書は、ブラジルの農業政策を国内および国際的なレベルで理解しようとする政策当局、企業、研究者に有益な参考資料である。
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