移民学生はネイティブの学生よりも、学校で直面する障害が多いにもかかわらず、学習意欲が高いことが多い。

 
            
  
May 2006
224 pages
Price:Y 4 100
ISBN: 9264023607
 
  

Where Immigrant Students Succeed

移民人口を社会に統合することが、移民受入国の社会的団結を確保するために不可欠である。移民は豊富な人的資源をもたらすもので、慎重に育成すれば受入国の経済成長と文化的多様性に大きな貢献が期待できる。しかし、この可能性を引き出すことは、政策当局にとって難題である。今日、若い移民にとっての障壁は何か?学校はこうした障壁を減らし、彼らが移住先の国で成功を収められるように手助けすることができるのか。

本書では、OECDの国際学生評価プログラム(PISA)のデータを引用して、移民家庭に育った学生の成績を調査し、それを同学年のネイティブの学生と比較している。移民の社会的統合のための各国のアプローチに関する情報を提供するとともに、移民学生の成績に影響を及ぼしうるその他の要素、つまり学校への態度、学習意欲と学習方法、社会的背景と家庭で使う言語などを調査して、教育政策に対して有益な見解を提供している。

 

         
         

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  • 基礎的な数学力を習得していない学生の割合は、大多数の国において、ネイティブ学生場合はほんの数パーセントであるのに比べ、移民学生の場合は少なくとも25%である。

 

  • 移民の割合の高さが社会の統合を損なうとは限らない。PISAの研究によれば、移民学生数と、移民学生とネイティブ学生との間の学力差の大きさには、関連がない。

 

  • 家と学校とで異なる言語を話す、いわゆる第一世代移民の学生の割合は国によって様々で、ベルギーでは32%、ルクセンブルクやノルウェーでは83%である。
 
         

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