メキシコ国民の健康状態は過去30年ほどで大きく改善した。それでもなお、メキシコの医療政策は、あらゆる人が医療や医療保険を利用できるようにし、医療制度の効率と質を向上させるという点で、重大な課題を抱えている。
本書はメキシコの医療制度の長所と短所を、医療の利用しやすさ、医療の質、サービスの効率的な供給、制度の財政的な持続可能性といった観点から論じている。また、医療制度改革についても、特に最近導入された医療社会保障制度(鉄istema
de Proteccin Social en Salud・に着目して、評価を行っている他、メキシコ政府当局が抱える未解決の政策課題にも言及している。