科学技術が経済成長、産業競争力、社会的な諸目標の実現に貢献する度合いは、次第に増している。各国が知識型社会へ移行し続けていくにあたり、政策当局は研究開発への企業の投資を刺激し、学術制度と産業との結びつきを改革し、人材開発を促進し、競争と産業のリストラを刺激することによって、知識を生産的に創造、吸収、普及、適用する能力を向上させる効果的な方法を模索している。
OECD Science, Technology and Industry Outlook 2002は、広範かつ相互に関連した重要な問題に対する評価を通して、政策決定について詳細な情報を提供している。最近の動向のレビューに加えて、この報告書ではOECD加盟国の科学・技術・産業政策の重要な変遷を明らかにしている。特集の章では、研究開発のための企業戦略の変化、技術革新のプロセスにおける競争と協力、国の学術制度の改革、公共研究機関における知的所有権の戦略的利用、産業のグローバル化、科学者や技術者の国境を越えた移動などに関連する新たな問題を検証している。OECD科学技術政策委員会ではオブザーバーとして中国を迎えたことを受け、科学技術政策の分野における中国の課題について、特別に一章を設けて分析している。巻末統計集では、科学、技術、産業に関する最新の指標を提供している。
関連文献:
1) OECD Science, Technology and Industry Scoreboard
2001: Benchmarking Industry/Science Relationships (ISBN:
9264186484 Price: \ 4,950)
2) Science, Technology and Industry Outlook: Drivers
of Growth: Information Technology, Innovation and Entrepreneurship,
Special Edition 2001 (ISBN: 9264195386 Price: \ 3,000)
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