| 集計値を用いて算出された税率、つまり暗黙的税率は、労働や資産、世帯、企業、消費に対する平均的な実効税率を測るアプローチとして、政策当局やアナリストが関心を寄せている。本書は、National
AccountsやRevenueStatisticsなどの集計データを用いて平均税率を測る際に直面する概念上及び実際上の問題を紹介したものである。税率に関するこれまでの豊富な研究を再検証するために、事例としてあげられている国の数と時系列の年次を増やしたことで指標を再計算して、その結果を代替案の方法から算出されたデータと比較している。この作業から、今までの研究で報告されている税率の大半は多くの欠陥を抱えていることが明らかになり、これまでに議論されていた以上に計算方法に問題があることがわかった。これらの方法が抱える多くの欠点を明らかにすることは、政策目的に用いるならば有益である。本書は、政策当局は集計値に基づいた平均税率に内在する計算方法の問題を認識し、政策論議を起こすべきであると訴えている。
関連文献:
OECD Tax Policy Studies Series: No. 2: Tax Burdens:
Alternative Measures, 2000
ISBN: 9264171371 \2,850
No. 3: Taxing Insurance Companies, 2001
ISBN: 9264183450 \2,890
No. 4: Corporate Tax Incentives for Foreign Direct Investment,
2001
No. 6: Tax and the Economy, A comparative Assessment
of OECD Countries, 2001
No. 7: Fiscal Design Surveys across Levels of Government,
2001
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