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HIV/エイズ撲滅への援助が増加

 


2004/07/07

OECD開発援助委員会(DAC)と国連エイズプログラム(UNAIDS)の新報告書『Analysis of Aid in Support of HIV/AIDS Control, 2000-2002』は、HIV/エイズ撲滅への援助がはっきりと増加傾向をたどっていることを示しています。主な二国間援助国と多国間援助機関の援助額を合わせた最新の確定データによれば、開発途上国のHIV/エイズを防止・撲滅するための2002年の援助額は22億ドルに達しました。

二国間援助は2000年の8億2,200万ドルから2001年には11億ドル、2002年には13億5,000万ドルへと着実に増加しています(3年間で64%の増加)。多国間援助も2000年の3億1,400万ドルから2002年には4億6,000万ドルへと増加し、エイズ、結核、マラリアを撲滅するためのグローバル・ファンドへの拠出総額は、2002年の末までに9億1,700万ドルに達しており、その60%がHIV/エイズ向けでした。

本書は、エイズ撲滅関連援助を援助国・機関と被援助国別に示した初の包括的な報告書で、2004年7月11〜16日にバンコクで開かれる第15回国際エイズ会議に先立って公表されます。

援助は予防、検査、治療、介護サービスやエイズ感染者への社会的・法的支援に充てられています。検査、カウンセリング、治療を組み合わせ、これらを教育、農村開発、農業、輸送などの分野へのより幅広い援助へと組み入れる傾向が高まっています。また、援助によって援助国と被援助国の保健医療専門家間の国際協力も促進され、最終的にすべてのエイズ患者の介護の質を高めることにつながる保健医療専門家同士の情報や経験の共有を可能にしています。

2000年から2002年の間に、援助国・機関は140の被援助国にエイズ撲滅への援助を提供しましたが、援助の大半は25ヶ国(うち10ヶ国はサハラ以南アフリカ)に集中していました。全体で、エイズ撲滅関連の援助総額の75%がアフリカ向けでした。最大の被援助国はナイジェリア(年間9,100万ドル)で、以下、ケニア(6,100万ドル)、ウガンダ(5,300万ドル)、ザンビア(4,300万ドル)の順となっています。

最大の二国間援助国は米国(2000〜2002年の年間平均7億9,300万ドル)で、以下、英国(3億3,700万ドル)、日本(1億6,100万ドル)、オランダ(1億3,500万ドル)の順となっています。最大の多国間援助機関は世界銀行の国際開発協会(IDA)(コア・ファンドから2億3,700万ドル)で、以下、UNAIDS(8,800万ドル)、EC(5,300万ドル)、UNICEF(4,400万ドル)となっています。

 

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