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OECD、座礁船による汚染被害への対策を要請
2002/11/25
OECDは、スペイン沖に沈没した単一船殻タンカー「プレスティージ」号の悲劇に代表されるような、基準を満たさない船舶が引き起こす環境及び社会的被害への対策につき、加盟30カ国の決意を改めて表明しました。
OECD諸国は、国際海運の法制、技術、規制面を担当する国際海事機関(IMO)が進めている国際ルール・基準の導入強化を支持します。
IMOの活動を補完するため、OECD海運委員会(MTC)では、基準を満たさない船舶や国際的に認められた安全規制を無視して多大な現金収入を得ているふとどきな船主が引き起こす危険への対処において、OECD諸国が支援できる一連の方策を特定しました。
この目標に向けて、OECDとその加盟国は以下を実行します。
- 世界の海洋を往来する基準を満たさない船舶の数を減らすために、船籍国と寄港国の双方が、国際ルール・基準の効果的な導入を強化する。
- 船舶登録団体に圧力をかけ、国際免許制度の導入を検討するなど、適切で高い基準が維持されるようにする。
- 基準外船舶の運行をより困難にするために、基準を満たさない船主自身の被害を補償する保険は廃止し、事故の被害を受けた側の損失を補償する保険の加入は全船舶に義務付けることを検討する。
- 責任履行能力のある船主が適切な基準を維持すると同時に、基準を満たさない船舶との不公正な競争に勝てるようにするインセンティブを開発する。
- 基準を満たさない船舶を容易に探知できるように、基準外海運に関する情報の収集、公開を進める。
- 海上の安全のために船舶の所有及び管理における透明性を確立し、事故に関わった船舶の所有者に責任を問えるようにする。
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