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OECD専門家、内分泌試験に向けて合意
1999/2/12
今週、東京でOECD専門家会議が開催され、内分泌かく乱の可能性を明らかにする試験の整備作業は、プロトコルの調整や、この妥当性試験の実施の仕方に関し同意を得、大きな前進を見た。
内分泌かく乱物質とは、生体内で性ホルモン作用を模倣しヒト及び環境生物においてホルモン作用をかく乱する可能性のある化学物質である。現在、市場に流通し、広範囲の製品に使用されている化学物質のうち、どのような物質がそうした作用を持つ可能性があるかを把握するためには、いくつか複数の試験系を整備する必要がある。
性ホルモンと相互に作用する化学物質を把握するための試験は、例えば医薬品についてはこれまでにも試験研究機関ですでに実施されている。しかし、数多くの化学物質については、いくつかの一般的に入手可能な物質も含め、いずれも未だスクリーニングがなされていない。
OECD加盟国、企業及び非政府環境組織(NGO)は、内分泌関連影響につき、化学物質のスクリーニングに資するであろう3種類の試験法に関し合意した。このうちの2種類は、生体内での雌や雄のホルモンを増強または修飾するような化学物質の能力をしらべるものである(子宮肥大反応試験及び去勢雄ラット反応試験)。残りの1種類は、反復投与毒性試験に関してOECD加盟国においてすでに広く使用されているOECD試験ガイドラインを適用することを目的とする。
提示された試験の妥当性に関し、北米及び欧州の多くの試験機関で今後検討される。このうち子宮肥大反応試験の検証に関しては日本の厚生省が引き続き指導的役割を担い、欧州化学工業(The
European Chemical Industry)は、既存のOECD試験ガイドラインの更なる整備に関して指導的な役割を担う。
試験法の整合を図ることで、OECD加盟国が試験結果を共有し、試験の重複及び貿易上の非関税障壁の発生を回避することが出来る。
これらの試験法は、OECD環境衛生安全計画における業務の一環であり、ヒトの健康及び環境の保護に関し、OECD加盟国が整合性の取れた質の高い手法を整備するうえで助けとなる。
詳細に関しては、以下に連絡されたい。
OECD環境衛生安全課 レスリー・オニオン(Ms. Lesley Onyon).
Tel: +33 1 45 24 9849, fax: +33 1 4524 1675, e-mail: Lesley.Onyon@oecd.org
(本資料は厚生省 生活衛生局食品化学課の仮訳であり、引用にあたっては英文に当た
られたい。)
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