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Home OECD Tokyo > 環境 > 地球規模生物多様性情報機構、インターネット上に登場

環境

地球規模生物多様性情報機構、
インターネット上に登場

2000/12/20

 地球規模生物多様性情報機構(GBIF:Global Biodiversity Information Facility)が間もなくインターネット上に設立されます。これによって、世界の自然研究の約30億種の標本データに加え、バクテリアから鯨にいたるまで、学名を有する180万全ての植物・動物種に関する情報が、インターネット利用者なら誰でも利用できるようになります。

 生物多様性に関する世界中のデータベースを連結させることについては、1999年1月のOECDメガサイエンス・フォーラムの枠組みの中で初めて提案され、その後、1999年6月のOECDの科学技術担当閣僚会議で承認されました。

 以来、全米科学財団のジェームズ・エドワーズ博士を委員長とする暫定運営委員会が、提案の実現に向けて作業を続けてきました。2000年12月3日に、OECD非加盟国を多く含む28カ国の代表と、いくつかの政府間機関が出席した同委員会の会議がコペンハーゲンで開催され、詳細について最終決定されました。

 2001年早々にGBIFが独立機関として設立されると、同機構の職員が世界中のデータベース開発業者と共に、生物多様性のデータをコンピュータでアクセスできるフォーマットに変換し、既存のものや新しく開発された生物多様性に関するデータベースへのアクセスやリンク、また検索を可能にするツール作りに取り組みます。参加諸国、機関がこのプロジェクトへの資金提供を行っており、プロジェクトの成果であるデータはインターネットにアクセスできる人なら誰でも自由に利用できるようになります。

 GBIFによって、世界中のデータベースの何百万もの生物学記録が検索可能になり、科学者や天然資源管理者、政策立案者、一般市民が、世界中の動物・植物種についての遺伝子学的、分類学的、地理学的、生態学的な情報を得られるようになります。

 GBIFは、生物学的な資源を保護、管理、維持する一手段になると同時に、保存生物学や農業、生体臨床医学といった分野での教育や研究の前進に役立ちます。また自然界に関する知識向上のための努力や経費重複の回避にもつながります。

 詳しい情報についてはGBIFウェブサイトをご参照下さい。

 

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