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Home OECD Tokyo > 環境 > 南アフリカ、OECD化学品安全性データ相互受理システムに参加

環境

南アフリカ
OECD化学品安全性データ相互受理システムに参加

2004/01/29

南アフリカは、2月4日から6日にパリで開催されるOECD化学品委員会会合に出席し、化学品安全性評価におけるデータ相互受理システム(MAD)に正式に参加します。南アフリカは、MADに参加する初のOECD非加盟国となります。

OECDのMADシステムは、OECD諸国が工業用化学製品や農薬等の化学薬品・化学製品の様々な安全性評価テストの結果を共有することを可能にするものです。これによって、政府や化学品製造業界が節約できる費用は年間約6億ドルにのぼっています。MADは、試験実施の際にOECDの試験法基準(OECDテストガイドライン)とデータ質基準(OECD優良試験所基準原則:GLP)を使用することを定めています。各国政府は、試験所がOECDで合意された手続きを用いてGLPを遵守していることを確認する必要があります。全てのOECD諸国は(今では南アフリカも)、適切な法的及び行政的手続きを経てこのシステムを実施しています。

南アフリカは1999年にMADに暫定的に参加し、同国の遵守をモニターするプログラムを全ての加盟国に受け入れられるようなものにするための作業をOECDと共に進めてきました。OECD諸国の専門家チームが南アフリカを訪れ、同国のGLP当局(南アフリカ国家認定システム)に対する評価を行いました。この評価結果に基づき、OECD委員会は南アフリカをMADシステムの正式参加国として認め、同国にOECD諸国と同等の権利と義務を付与しました。


南アフリカのMAD参加は、同国がMADの下で得られたデータをOECD諸国から受け入れることを意味します。同様に、南アフリカの試験所ではOECD加盟国と同じ位精密で質の高い安全性データの作成が可能になるので、OECD加盟国は同国のデータを受け入れることになります。これによって、南アフリカとOECD諸国間で、異なる基準や検証手続きのために化学品取引の妨げとなっていた潜在的な非関税障壁が取り除かれることになります。また今後は、OECD諸国の化学品製造業者は自社製品の安全性評価試験を南アフリカで行うことが可能になります。

現在、幾つかの他のOECD非加盟国がMAD参加に向けた作業を進めていますが、その進行度は様々です。

 

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