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ジョンストン事務総長 中国を公式訪問

 

1999/9/2

 ジョンストン事務総長は中国政府の招待を受け、9月7-11日に中国を公式訪問します。事務総長は、9月8日に厦門で開かれる第三回中国国際投資・貿易フェアでスピーチをする他、北京で中国政府高官と会談します。

 この訪問は、4年間にわたるOECDと中国の協力関係を踏まえて行われものです。ジョンストン事務総長は、中国が市場経済化を進める上での課題についてのOECD側の理解が高まり、また、OECDと中国の協力関係をこのような課題に対応するのに適した水準へ引き上げる方法について議論することを期待しています。

「アジアの金融危機とその余波により、現在のOECD諸国と中国の間での政策の相互依存度についての認識が高まった。」「OECDは、中国が市場経済に移行する上で、重要なノウハウを供給できる。」と事務総長は述べています。

 事務総長は中国滞在中、朱鎔基首相、中国人民銀行の戴相竜総裁をはじめ多くの中国の閣僚や高官と会談する予定です。

 OECDが機関として中国と接触を始めたのは、OECD加盟諸国がOECDに対し相互利益となる分野で中国政府と共に対話と協力の可能性を探るよう要請した1994年に溯ります。1995年7月には、ペイユ前OECD事務総長がOECDの上級レベル使節団を中国に率い、李鵬前首相や他の政府高官と会談しました。その後間もなく、OECD諸国は中国との対話と協力の「国別プログラム」計画を承認しました。この計画には、中国の国際経済への統合を視野に入れた、政策対話のワークショップ、OECD専門家による諮問使節団、中国政府職員のトレーニング、技術セミナー、さらには、中国とOECD事務局の専門家間の協議等が含まれています。現在、このプログラムの下では、次のような活動が行われています。

  • OECD経済局が、中国国家委員会の開発研究センターの協力を得て、中国の企業部門で進行中の改革について研究。

  • 税制についての対話。これまでに1200人以上の中国国税局職員が、OECD諸国の税の専門家によるOECDの税慣行についての1-2週間のコースに参加した。これは中国の徴税能力の向上を目指すものである。
  • 中国における外国直接投資の環境を改善する努力を支援。OECDと外国貿易・経済協力省の上級レベルの専門家で構成される運営グループが設立された。

  • 環境と農業についての対話の成果が、2冊のOECD出版物として1999年8月に出版された。

  • 「中国とOECD諸国における農業:過去の政策と将来の課題」 "Agriculture in China and OECD Countries - Past Policies and Future Challenges"
    「環境税:中国とOECD諸国における近年の進展」 "Environmental Taxes: Recent Developments in China and OECD Countries"

  • 中国教育省と共同で、中国の教育制度パフォーマンスの指標を開発。
    これらの一連の指標は、OECD報告書「図表で見る教育1998年版」"Education at a Glance, 1998 edition"として出版された。


また、OECD開発センターは10月12-13日、中国社会科学アカデミーと雲南省の協力を得て、「21世紀の中国:グローバルおよび国内経済の統合」と題した会議を開催する予定です。

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