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2004/04/29
OECD保健大臣会合は5月12日から14日にパリで開催されます。会合では医療へのアクセスと質を改善するための方策、また、医療システムをニーズに対応したものにするとともに妥当な料金で提供できるようにし、そのコストパフォーマンスを適切なものにするための方策について議論されます。
保健大臣の多くは、12日から13日にパリのクレベールセンターで開催されるOECDフォーラムにも出席します。保健・医療問題をテーマに開催される同フォーラムには、企業セクターや労働組合の代表、市民社会関係者も参加します。5月12日13:15には、三年に渡るOECD保健・医療プロジェクトの成果である包括的レポート"Towards
High-performing Health Systems"の発表記者会見がフォーラム会場で行われます。
保健大臣はフォーラム終了後、5月13日から14日にOECDパリ本部で開催される正式セッションに出席します。同セッションでは、上記レポート"Towards
High-performing Health Systems"を基に議論が行われます。
同セッションでは全ての国に共通の次のような本質的問題について議論されます。医療支出が今日妥当なものであるとともに、将来的に持続可能なものにするためには何をすべきか。医療の質と安全性を向上させるとともに、医療システムを患者やその他の利害関係者のニーズに対応したものにするはどうすべきか。コストパフォーマンスを高めるには何をするべきか(これがおそらく最も困難な課題と思われる)。
閣僚は、予防を通じて人々の健康状態を改善するイニシアティブ(例えば、タバコやアルコール消費の削減、交通事故の削減、運動や健康的な食生活の奨励)について議論します。また、手術までの待ち時間、保健医療サービスへの平等なアクセス、不必要な処置を減らす方策や医療のグッド・プラクティスを促進する方策についても考察されます。更に、人々の健康状態を改善し寿命を延ばす医学的進歩を促進するための政策を特定する試みも行われます。同時に、高度で高価格の治療への需要が高まっていることを受けて、生産性と効率の一層の向上によってコストを抑制することができるかについても論議されます。
一部のOECD諸国では既に医師と看護師が不足しています。他の多くの国では、人口高齢化の進行と新たな医学的発明への需要の高まりに対処するために、今後医療従事者へのニーズが高まるものと見られます。こうした課題に対処するために、OECD諸国ではトレーニングや資金調達、雇用にかかわる新たな政策を実施しています。閣僚は、医療従事者数の増加につながった政策と、逆に失敗に至った政策を検証します。
また、医療コストの資金手当における民間健康保険の役割について議論されるとともに、所得レベル、年齢、健康状態に関わらず必要とする人全てが妥当な価格で保護を受けられるようにするために必要な規制枠組みについてもレビューされます。
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