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OECD、化学物質の分類システム基準統一化で合意
2001/6/20
OECD 加盟諸国は、化学物質の安全な使用や取扱いに向けて大きな前進を遂げました。各国の化学物質安全性の責任者は、化学物質やその混合物の分類システム国際基準の設定、合意に至りました。同基準は、化学物質が車両、鉄道、船舶、航空機で輸送される際や、職場や個人に使用される時に適用されます。この基準は世界統一システム(GHS)として使用される予定です。同システムは、あらゆる化学物質やその混合物に対して適用されるものですが、特定の部分に関しては製品の種類やそのライフサイクルの段階によって適用が異なる場合があります。
化学物質やその混合物の製造と使用が繁栄と経済に必要不可欠であるという点では、先進国、開発途上国の違いはありません。しかし、化学物質の管理が無責任なものであると、人々の健康や環境に対して危険が生じることがあります。化学物質を安全に使用し、取扱うために先ず必要なのは、各物質の危険性を特定し、その情報を化学物質使用者に分かりやすく伝達することです。GHSは、こうしたニーズに応えるものです。
GHS では、化学物質の危険性を分類するための手続きと基準を詳細に定めています。具体的には、「爆発性」「可燃性」「金属や皮膚への接触時の腐食性」「発ガン性」「胎児への悪影響」「水環境に有害」、その他多数の危険性に分類されています。さらにGHS
では、各危険分類について、例えば「どくろと骨」のような警告シンボル、「DANGER」といった警告用語、「皮膚にアレルギー反応を起こす可能性あり」などの警告文の組み合わせを統一する予定です。シンボル、用語、文章は、有害性のある各化学物質や混合物の有害レベルにごとにまとめられます。
GHSの開発は、OECD、ILO、危険物運搬に関する国連専門家委員会(UN-CETDG)が共同で行いました。OECDは健康への影響や環境への有害性に関する全ての分類基準の科初で主要な役割を果たし、UN−CETDG
は物理的危険性の基準を設定しました。ILO は、有害性情報の伝達の統一化を主導しました。
これら3機関の共同作業の成果は、2001年末までに国連経済社会理事会(ECOSOC)に提出され、全世界での実施が始まります。
GHSに関する詳細、その開発におけるOECDの役割については、OECD分類・ラベリング統一化プログラムのウエブサイトをご覧下さい。
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