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図表で見る地域2007、発表

 

2007/5/30

OECDの隔年報告書「図表で見る地域(Regions at a Glance)」は、OECD諸国と各国内の地域について、人口の集中度、GDP、雇用率などの経済指標や主要都市までの距離、犯罪率、持ち家率、学歴などの厚生指標に関連した比較可能な統計を提供しています。

これらの統計は、地域の競争力や魅力を高める活動に取り組む政治家、政策当局、市民に有益な情報を提供するものです。また、国家経済に悪影響を与えたり、フランスやメキシコで近年見られるような社会不安を引き起こしたりしかねない地域格差についても指摘しています。「持たざる」地域は国内の他の地域に比べると失業率や犯罪率が高く、保健医療や教育も受けにくい点が見られます。

本報告書2007年版によれば、今日の知識経済においては、地域の成長見通しはある程度そのイノベーション創出/利用力にかかっており、その力は地域労働力の技能水準に依存しています。教育水準について見ると、地域格差が大きい国(フランス、オーストラリア、英国、カナダ)では、高等教育修了率の最も高い地域と最も低い地域との差が30ポイントを超えています。総じて、都市地域は中間地域や農村地域に比べ教育水準は高い傾向が見られ、高等教育を受けたOECD成人人口の57%は都市地域に住んでいます。

各国や各地域の医療へのアクセスと健康状態については、オーストリア、デンマーク、ギリシャ、スペインなどを除く調査国の約半数で、男性は、地方の路上での死亡事故が多いなどの理由により、農村地域の方が早死する可能性が高く、女性は都市地域の方が早死する可能性は高くなっています。特にオーストリア、デンマーク、日本、ポーランドではその傾向が見られます。喫煙率と肥満者率に関する統計は、国際的な格差と地域的な格差の両方を示しています。

人口当たりの医師数と看護師数に関する統計によれば、2004年の人口1000人あたり医師数は、ギリシャ、イタリア、ベルギーでは4人を超えていますが、日本、韓国、メキシコ、トルコでは2人以下となっています。米国とトルコでは、都市地域の医師数はその人口に比例して極めて多く、農村地域の医師数はその人口に対して過度に少なくなっています。人口1000人当たり看護師数は、スペインとメキシコでは大きな地域格差が見られます、英国とフィンランドではよりバランスがとれたものとなっています。

 

 

 

 

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