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Home OECD Tokyo > 貿易 > OECD事務総長と中国政府 協力関係の強化計画に合意

貿易

OECD事務総長と中国政府
協力関係の強化計画に合意

1999/9/13

 ジョンストン事務総長は中国政府の招待を受け、9月7-12日に中国を公式訪問しました。事務総長は、厦門で開かれた第三回中国国際投資・貿易フェアでスピーチをした他、北京で李嵐清副総理などの中国政府高官と会談しました。

 これらの会談で、李副総理をはじめとする中国政府高官は、これまでの4年間にわたるOECDと中国との関係を拡大、深化させることに強い意欲を表明しました。ジョンストン事務総長はまた、呉儀国務委員、項懐誠財政部長、戴相竜中国人民銀行総裁、朱麗蘭科学技術部長等との会談も行いました。

 ジョンストン事務総長は、OECDと中国との協力関係の強化を支持することを明らかにしました。今後の計画としては、より開かれた中国の貿易政策がもたらす利益や国内政策に与える影響についての評価、中国における外国直接投資ガイドの共同制作、マクロ経済分析および金融部門改革の分野での中国人民銀行との定期的対話、「知識経済」関連分野での協力等が予定されています。OECD事務局は、近いうちにOECD加盟諸国に対し具体的な提案を行う予定です。

 OECDが中国との協力プログラムを開始したのは、ペイユ前OECD事務総長が北京で李鵬前首相と会談した1995年に溯ります。それ以来、OECDと中国は、環境、農業、教育、税制、予算管理、健全な統計データベースの開発など、多くの分野で協力を行ってきました。1999年8月には、2つの研究成果がOECDから出版されました。

  • 「中国とOECD諸国における農業:過去の政策と将来の課題」 "Agriculture in China and OECD Countries - Past Policies and Future Challenges"

  • 「環境税:中国とOECD諸国における近年の進展」 "Environmental Taxes: Recent Developments in China and OECD Countries"

 さらに本年末には、中国の国民経済計算のデータ源と推計方法についての報告書がOECDから出版される予定です。

 ジョンストン事務総長は今回の中国訪問についてのコメントの中で、中国当局の経済改革プロセスへの取り組みに感銘を受けたと述べました。「中国は、既に世界の経済大国の一つです。OECDは、中国が2020年までに世界最大の経済大国になるだろうと予測しています。」また、事務総長は、中国経済のグローバル経済への統合が更に進むことは、OECD加盟29ヶ国の利益でもあると述べました。

 ジョンストン事務総長の中国訪問中に、中国のWTO加盟交渉が再開されました。OECDはこの交渉に関与していませんが、事務総長は、中国が最終的にWTOに加盟することは中国とOECD加盟諸国の共通の目標であると述べました。「中国が貿易自由化のあらゆる利益を獲得するのに、OECDと中国との協力関係は役立つでしょう。」

 OECDと中国との協力の一環として、OECD関係者は9月10日に厦門で開催された中国における外国直接投資セミナーに出席しました。また、10月7-8日には、OECDと中国農業省が中国の農製品部門についてのワークショップを北京で開催し、10月12-13日には、OECD開発センターが中国社会科学院および雲南省と共同で、「21世紀の中国:グローバルおよび国内経済の統合」と題した会議を昆明で開く予定です。2000年1月には、北京で中国国営企業のコーポレートガバナンスについてのセミナーが開催され、OECD関係者も参加する予定です。

 

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