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2003年第2四半期、G7のモノの輸入数量は増加

 

2003/10/30

2003年第2四半期のG7諸国の輸入数量(季節調整後)は前期比1.7%増加し、輸出数量は前期比横ばいとなりました。G7諸国の貿易数量を2002年第2四半期と比べると、輸入についてはプラスの伸びを維持しました(3.2%増)が、輸出は小幅のマイナスに転じました(0.3%減)。

米国の2003年第2四半期の輸入数量は前期比3.2%増と大幅に増加しましたが、輸出数量は前期比0.5%減となりました。前年同期比の伸び率は、輸入は3.8%増、輸出は2.1%減でした。

日本の輸入数量は2003年第2四半期も最近の増勢傾向を維持し、前期比2.0%増を記録し、輸出数量は引き続き前期比0.4%の微増となりました。日本の輸入数量の前年同期比伸び率は7.2%とG7の最高を記録しましたが、輸出数量はわずか2.9%増にとどまり、最近の低落傾向から脱し切れませんでした。

ドイツの貿易数量は、輸入は前期比0.4%増、輸出は前期比0.9%増となりました。前年同期比では、輸入5.7%増、輸出5.3%増と貿易数量は引き続き高い伸びを保ちました。

フランスの貿易取引は落ち込み、輸入は前期比0.2%減、輸出は前期比1.7%減となりました。前年同期比では、輸入は2.0%減、輸出は4.4%減となります。


OECDのモノの貿易の伸び率(名目ベース)はプラスを維持しましたが、伸び率は前期比、前年同期比とも縮小しました。


統計手法に関する注記

本プレスリリースに盛り込まれている全データはOECDの月次国際貿易統計(MSIT)データベースに基づくものです。モノの貿易にはサービス貿易は含まれません。サービス貿易は貿易全体の約20%を占めています。

OECD全体とG7全体の貿易データには域内のフローも含まれています。ただし、EU15ヶ国の貿易データはEUROSTATによるものであり、EU域内のフローは含まれていません。EUROSTATのEUに関する統計はEU全体をカバーするものであり、OECD統計との正確な比較を不可能にする統計手法の相違が含まれています。

OECD地域の四半期貿易推計は加盟国によって報告される月次貿易データをベースとしていますが、適宜、OECD事務局による推計で補足されています。

季節調整データは事務局がX-12-ARIMAモデルを用いて算出したものです。金額ベースの総額の年間および四半期伸び率は名目(名目米ドル)ベースのシリーズから導き出されています。数量ベースの総額の年間および四半期伸び率は実質(1995年恒常米ドル)ベースのシリーズから導き出されています。

OECDの月次国際貿易統計(MSIT)は総額の指標、貿易価格、数量指標、標準国際貿易分類(SITC)による相手国別の貿易品目をカバーしています。月次と四半期の貿易のほか、OECDはITCS(商品別国際貿易統計)という商品別、相手国別の包括的な年次貿易データベースも管理しています。

次回の四半期貿易データの発表は2004年1月の予定です。

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