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遺伝子組換え作物の問題については,OECDで研究が行われているほか,Codex Alim entarius Commission,
国際家畜流行病機関(OIE),APECの農業技術協力(ATC)に関する専門家グループ,国連環境計画(UNEP),国連生物安全条約原案に関する交渉において議論が進められている。規制の改革および調整により,市場アクセスの問題が取り上げられ,遺伝子組換え作物の安全性および効力に対する消費者の信頼が高まり,深刻な貿易紛争の危険が減少することが期待されている。
最近行われたOECDのEmerging Trade Issues in Agricultureに関するワークショップでは,全加盟国の代表のほかに,学会,国際機関,政府・消費者・産業界のNGO,及び農業関連産業から180名以上の参加者が出席した。その主な目的は,OECDが多国間貿易自由化プロセスに分析的裏づけを与えるための最善の方法を識別できるようにすることであった。まとめられたすべての文書は,特別なウェブサイト
http://www.oecd.org/agr/trade/においてアクセスすることができる。
もっとも活発な議論が繰り広げられたのは,食品の安全性および品質に関する会議であった。その大きな理由は,それが農業と貿易に大きな影響を及ぼすからである。いくつかの研究の必要性が明らかにされた。これには次のものが含まれる。
- 各国の規制の評価および国際貿易を規制する国際暫定協定または協定の策定において経済的影響評価(費用便益分析)の果たす役割
- 加盟国における農業バイオテクノロジーを律する規制機構と,規制の調整,相互承認,及び国際貿易にとっての意味
- 高まりつつある社会の不安および消費者の選好に対する各国のアプローチと,国際貿易にとっての意味
- 食品の国際貿易を促進する上でのラベル表示のもたらす可能性と限界
目次
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